（１）下地コンクリートの洗浄
（２）NURUCON^®︎ 純正パテにて補修（施工後は72時間以上の養生が必要）
（３）NURUCON^®︎ 純正シーラー施工
（４）NURUCON^®︎ 施工

使用可能時間は外気温により変わります。事前に試し練りを行ってください。練り水は水道水をご使用ください。補修材の主成分はセメントであり、強アルカリ性の性質になりますので、使用時は保護具等（メガネ・手袋・マスク等）を必ず着用してください。

【補修材と水の割合（水結合材比）】
※練り水は水道水をご使用ください
●２２～２８％ ：コ テ塗り用モルタル配合
●２８～３２％ ： 流し込みモルタル用配合

補修箇所及びヌルコン施工箇所は全面をブラシ等で水洗いしてください。高圧洗浄機をご使用になるとより効果的です。コンクリート表面の汚れ（泥汚れ・剥離して浮いた部分）や脆弱な箇所が残っていると耐久性は大きく低下し、剥離するリスクが高くなります。
（１）コンクリートが乾いたままの状態に補修材を塗ると、補修材の練り水がコンクリートに取られてしまい、異常な凝結を起こす可能性があります。補修箇所は補修モルタルを塗る直前まで、ある程度湿った状態を保持してください。
（２）10分程度で施工できる量を練ります。コテ、ゴムベラ、刷毛等で補修を行ってください。ひび割れが深い場合は、奥まで入り込むように押し込むか、流し込みモルタル配合で練ったモルタルを流し込んでください。余分なモルタルが周りに付いてしまった場合は、硬化する前に除去してください。練り混ぜた補修材が余った場合、保管は出来ませんので廃棄してください。かたくなった補修材に水を再度加えて再攪拌すると、強度が低下しひび割れが発生しやすくなる為、硬くなった補修材への加水は行わないでください。
（３）パテ材の様に平滑に仕上げる為に使用する場合は、硬化前に平滑にする作業を行ってください。
（４）最低72時間以上養生を行ってください。（ヌルコン施工の3日以上前に補修は行ってください）
（５）シーラー（ヌルコン純正品等）を塗ったら24時間乾燥させます。
（６）ヌルコン施工を行います。

・補修対象構造物が重要構造物や主要構造物の場合や、補修箇所が破損（破壊）した場合に何らかの危険な事象が発生する可能性がある場合は、事前にコンクリート専門技術者に診断調査依頼を行い、専門技術者による指導に基づいた上で作業を行ってください。
・生コンクリートを打設して日がまだ浅い場合や、ひび割れが進展中または動いている場合は、ひび埋め補修を行ってもすぐにひび割れが再発する可能性が高いのでご注意ください。
・セメント系補修材の為、養生期間が必要です。最低でも72時間は補修箇所が乾燥しないように注意し、摩擦がかからないようにしてください。養生を行わない場合、セメントの異常凝結により強度が低下します。
・駐車場土間コンクリートなど、車のタイヤの摩擦が強くかかる箇所に塗ると、剥がれる可能性があります。特に下地コンクリート表面が金ゴテ仕上げの場合は、剥離リスクが高くなります。

本商品はセメントを含むため水と混ざると強アルカリ性になりなります。施工時は必ず保護メガネ・保護手袋等の保護具をご使用ください。万が一目に入った場合、すぐに大量の水で洗い、出来るだけ早く医師の診察を受けてください。放置すると眼に重大な悪影響を与える可能性があります。溶液が皮膚に付着した場合は、すぐに水で洗い落とし、紙やタオル等で拭いてください。誤って飲み込んだ場合、異常や体調不良を感じた場合はすぐに医師の診察を受けてください。

・本商品はセメントと珪砂を含みます。詳細に関してはSDSをご確認ください。
・「無収縮ポリマーセメントモルタル」とは、一般のモルタルより収縮（ひび割れ）が発生しにくいという意味であり、収縮しないという意味ではありません。
・本商品によるひび割れ補修、欠け補修は、あくまでひび割れ部（欠け部）を目立ちにくくする為（化粧目的）のものであり、コンクリート構造物の能力を復元するものではありません。コンクリート構造物の能力の復元に関しては、必ず、専門の補修会社及び専門の技術者にご相談ください。
・蓋を開ける前に容器を2～3回上下逆さまにし、軽く攪拌を行ってください。攪拌後は静かに蓋を開けてください。容器に無理な力をかけた状態で蓋をあけると、内容物が飛び出す可能性があります。
・蓋を開けた時や、内容物を他の容器に移す時、内容物の粉じんが舞う可能性がありますので、顔を近づけないでください。保護具（粉じんマスク等）は必ず着用してください。
・キャップをしっかり閉めて密閉した状態で保管してください。蓋を開けたままにすると空気中の水分や二酸化炭素とセメントが反応（風化現象）し、劣化が進行します。
・本商品は土間や犬走コンクリート等のコンクリート均し面の補修を目的とした商品です。本来の目的以外では使用しないでください。
・補修予定の箇所が、重要構造物、主要構造物、危険の可能性がある箇所なのかどうか不明な場合は、事前に硬化コンクリートの専門技術者に相談を行い、必ず専門技術者の指導に基づいて補修を行ってください。
・金ゴテ仕上げ面のように、平滑で凹凸が少ない箇所に施工した場合、摩擦がかかった時に剥離する可能性があります。
・ひび割れが進展中のものや動いている場合は、補修を行ってもすぐにひび割れが再発する可能性が高いのでご注意ください。
・軽微なひび割れ及び欠損部の補修にご使用ください。
・ご使用時には必ず保護具（メガネ手袋マスク）等を着用の上ご使用ください。
・セメントの硬化は外気温の影響を強く受けます。5℃以下の場合はなるべく施工を行わないでください。施工を行う場合は、一般のコンクリート工事同様に、施工箇所の養生（保温等）を必ず行ってください。
・本商品は食べられません。
・幼児の手の届かない箇所に保管し、作業は必ず大人の方が行ってください。
・廃棄する場合は、専門の産業廃棄物処理業者に依頼してください。
・使用した用具は、硬化する前に水洗い等を行ってください。