NURUCON®︎
モルタル
PRODUCT
開けて、混ぜて室内壁へ薄く塗るだけでモルタル打ちっぱなし風合いを再現できる塗り材。モルタルの定義を兼ね備えた「次世代型プレミックスモルタル」。モルタル定義「セメント・水・砂」を含んでいる１材タイプ。混ぜて塗るだけで誰でも簡単に施工でき、本格的なモルタルの風合いを再現できます。面倒な材料の計量混合がなく、水分が蒸発しない限り固まる心配がない為、自分のペースで施工が可能。
- 容量
- 5kg
- カラー
- グレー
商品名
NURUCON®︎ モルタル
主な用途と能力
・コンクリート用骨材メーカーが開発。風合いはまさに本物のモルタル。 ※１
・水分が蒸発しない限り固まる心配が無い為、自分のペースで施工が可能です。
・面倒な材料の計量混合の必要がありません。
・セメントモルタルは薄塗りが出来ませんが、ヌルコンモルタルは薄塗りが可能です。 ※2
・本物のセメントモルタルに負けない強度でしっかり下地に付着します。
・モルタルの定義「セメント・水・砂」を含む、次世代型プレミックスモルタルです。
・パターンも簡単に付けられます。パターンは2層目以降がオススメです。 ※3
・余った場合、容器を密閉して常温・暗所な箇所に置けば保管できます。 ※4
・モルタル造形に最適。
※１ 砂の割合が多い1：4モルタルの左官仕上げのような仕上がりになります。
※２ 厚塗りを行うとひび割れが発生しやすくなるので、厚く仕上げたい場合は薄く塗り重ねて厚くしてください。
※３ 1回あたりの塗厚さが厚くならないように、2層以降で複数に分けてパターンを付けてください。
※４ 開封後はなるべく早めにご使用ください。
※ SDS製品名称:NURUCON M
製品詳細
品名／NURUCON M
成分／けい砂・顔料・セメント・合成樹脂
色名／グレー
正味量／約5kg
目的／NURUCON®︎ 用下塗り剤
標準使用量／0.6～0.8kg/㎡
ホルムアルデヒド
放散等級
F☆☆☆☆
（一財）日本塗料工業会登録 登録番号T40002
危険有害性情報
・水性生物に有害
・眼に対する重篤な損傷性
・長期または反復曝露による呼吸器系腎臓の障害のおそれ
※詳細はSDSを確認
事前の確認ポイント
（１）厚塗りは出来ません。一度に厚く塗るとひび割れが発生します。
（２）下地が水分を吸い込みやすい素材の場合、乾燥時間が長くなる場合があります。
（３）乾燥により硬化します。セメント水和反応ではない為、乾燥しない箇所・濡れている箇所には塗れません。
（４）摩擦がかかる箇所は剥離する可能性があります。
（５）水没する箇所には使用できません。水が定期的にかかる箇所は、防水処理を行ってください。
（６）本施工前に必ずテスト施工を行って、仕上がり風合い及び性能をご確認ください。
施工方法
（１）下地の表層を清掃します。表面に汚れ等が残ったままだと付着力が低下します。
（２）容器を開け軽く全体を攪拌します。
（３）必要な量をコテ板に取ったら、コテ板の上で再度塗り材を練ってください。
（４）コテに塗り材を付け、コテを下地に軽く押し付けるように塗っていきます。
（５）1層目に厚く塗るとひび割れる可能性が高い為、1層目は厚塗りにならないように注意してください。
（６）もし施工中に硬くなった場合は、塗り材をコテで練ると再度柔らかくなります。水分の蒸発により硬くなった場合は、霧吹き等で水を混ぜてください。なお、加水の量が増えるほどひび割れのリスクが高まります。
（７）塗り重ねを行う場合は、12時間以上の乾燥時間をおいてください。
（８）施工箇所は48時間以上換気を実施してから解放してください。
（９）付着強度が最大に達するのは、施工から2週間後です。
施工上の注意点
（１）本商品は水分蒸発によって硬化する為、塗った箇所が露出しない場合は使えません。
（２）接着剤としての使用はできません。（例えば、レンガ同士の接着用に使用しても内側は水分が蒸発できないため硬化しません）
（３）水と摩擦力の両方がかかる場所には使用できません。
（４）原料に砂（二酸化ケイ素）を含みます。施工箇所を切断、研磨する場合は必ず防護マスクを着用してください。
応急処置
本製品の塗り材は漆喰やモルタルと同様にアルカリ性の為、施工時は保護メガネ・マスク・手袋等の保護具は必ずご使用ください。万が一目に入った場合は、すぐに大量の水で洗い流し、専門医の診察を必ず受けてください。放置すると目に重大な悪影響を与える可能性があります。皮膚に付着した場合や口に入った場合は、乾燥する前に大量の水で洗い流してください。空気が滞留する箇所で施工を行い気分が悪くなった場合は、すぐに新鮮な空気が呼吸できる箇所に移動してください。
注意事項
・本商品は、屋内用モルタル風化粧仕上塗り材です。本来の目的以外では使用しないでください。
・溶液はアルカリ性の為、乾燥前に人体に付着すると有害です。必ず保護具を着用の上施工してください。
・施工時は換気を行ってください。養生期間（48時間以上）も換気を行ってください。
・自然界に存在する「砂」、例えば、「砂場の砂」や「砂利道の砂利」（砂利は大きな砂です）、「花壇の土」（粘土は小さい砂です）の主成分は二酸化ケイ素（結晶質シリカ）ですが、砂の高濃度の粉じんを長時間吸い込むと肺がん等のリスクが高まるため、管理化学物質に指定されています。本商品の主成分は砂になりますので、施工箇所を研磨・切断を行う場合は換気の実施及びマスク等の保護具を着用の上、粉じんを吸い込まないようにご注意ください。
・主要または重要構造物に施工を行う場合は事前に専門技術者（責任者）と打ち合わせを行い試験加工及び品質確認を行った上で施工してください。
・絶対に凍らせないでください。塗り材が膨張し容器が破裂する可能性があります。また、一旦凍結した製品は使用できません。凍結の可能性が無く直射日光が当たらない場所で保管してください。
・施工時の推奨気温は10℃～30℃（最低5℃以上）です。
・生コンと同じように初期凍害を発生する可能性がある為、氷点下の環境では施工を行わないでください。
・常時水がかかる箇所には施工できません。
・摩擦がかかると剥がれる可能性があります。
・摩擦と水が同時にかかると、剥離のリスクが高まります。
・耐久性能は下地の状態及び施工箇所の環境条件等の影響を大きく受けます。上記の「施工方法」を良くお読みになってから施工を行ってください。
・乾燥時間は12時間以上取ってください。施工後48時間は施工区域を封鎖し、換気を実施してください。
・塗り材が最大強度に達するのは、施工から2週間後です。
・ツルツルした状態（コテ仕上げされたコンクリートやモルタル）、水分をはじく状態の箇所に施工した場合、付着強度は低下し剥離しやすくなります。
・食べ物ではありません。
・幼児の手の届かない場所に保管し、作業は必ず大人の方が行ってください。
・皮膚に付着した場合は、乾く前に洗い落としてください。
・材料がダマになった状態が残っている場合があります。これは原材料由来の物（粘土）であり異物ではありません。塗り材はコテ板の上で良く練ってからご使用ください。
・廃棄する場合は専門の産業廃棄物処理業者に依頼してください。
・施工箇所を剥がす場合は、サンダー等をご使用ください。
